振り返ると君がいる
街の道路、リビング、出先の店内
振り返りたくなる君がいる
海岸沿い、山道、ススキ並木
振り返るといつも笑ってくれる君がいる
君が居ない後ろはなぜが虚しく
まるで人という字の片方が無くなったような
軽さ、そして違和感を感じる
振り返ろうとしたら横にいる君がいる
君と足並み揃えて歩く海は
なぜか爽やかで、夕日よりも輝いて見える
まるで人という字の片方が
まるでパズルのピースが上手くハマった時のような
満足感、安心感、幸せを感じる
振り返らずとも前に君がいる
君の足跡を眺めながら
綺麗な手に吸い込まれるようにHold hands
ずっとこうしていたいと思えるような
暖かい気持ちにさせてくれる
死角から視野に君が入る
優しい君の声と共に
まるで一つの点が並び線になるまで
この長くとも短くとも捉えられる
人生の道を
この先もずっと君と見ていたい