t-screenの日記

こんにちは!気ままなブロガーt-screenです!恋人に向けた詩や自身の頭の中で考えた物語などを発信しています!少しでも目に留まった方、空想の世界へ一緒に歩いてみませんか?

Young philosopher

なぜ神は

人の生き死に優劣をつけたのだろう

 


全て同じ歳、時間、出来事で始まり

終わっても

それが文化や決まり事としての歴史を歩けば

違和感はなかったはず

 


優劣をつけるから人は先立たれる命に涙し

来るはずがないと思い込んだ突然死を受け入れられずにいる

 


決まっていれば

その日までに人々は

人生の中で自分の悔いが残らないような生き方をするだろう

 


優劣をつけるからこそ

不透明だからこそ

戦争や貧富の差

他者よりも富や地位を欲しがる

 


決まっていれば

富や地位の限界点を知り

分け与え、共有することも可能だろう

 


醜さとは美しさを表裏一体だと僕は思う

 


なぜ神は

人の生き死に優劣をつけたのだろう

 


全て同じ歳、時間、出来事で始まり

終わっても

つまらないと感じたのだろうか

 


生殖活動を繰り返すことで

不透明な性や死を学ばせたり、選択させる必要があるのか

 


たしかに人生の終着点を知ってしまうと

自身の最後について考え

ある者は自身の大切な物、人と共に生き

またある者は軌跡を形に残そうとし

またある者は逃げ場のない約束された死の恐怖に支配され、混乱する者もいるだろう

 


そう言った意味では

人は常に何事にも不透明な可能性を信じ

明日どうなるかもわからない自身の人生に期待して常に学び、情報を収集し、行動する

そして夜になると睡眠というツールで

脳内リセット又は整理する

 


なんと優秀で愚かで神が与えし優劣のある人生に素直に生きているのだろう

そしてなんと素晴らしい種族なのだろうと

 

このような疑問や自身の固定概念や価値観のパラドックスに思考が回る

 


また僕も醜さと美しさの狭間で生き

神が与えし人生ゲームにまた一歩踏み出す