t-screenの日記

こんにちは!気ままなブロガーt-screenです!恋人に向けた詩や自身の頭の中で考えた物語などを発信しています!少しでも目に留まった方、空想の世界へ一緒に歩いてみませんか?

Miller Miller

恋をしていた

稲妻が落ちるほど好きになった

 


時間を共にするほど膨らみ

春夏秋冬同じ方向を向きながら歩いた

 


そして愛に変わっていった

激しくはないものの

まるで穏やかな海のように深く、広い気持ち

初めて終わりが見えないと感じていた

心の底から愛し愛されていた

 


恋をしていた

君を見つめるたび心が躍り

手を取り、温もりを感じたいし

伝えたくなった

 


行き交う人混みの中

時間が止まったように

2人にスポットライトが当たる

 


最後が来てお互いに送り出す

君が見えなくなるまで目で追いかけようとしたが

君は前を向いていたね

僕も前を向こうと歩き出す

君は振り返り僕の背中を目で追っていた

もどかしく心がざわついた

 


でもこれは、最後の別れじゃないって

神様が教えてくれたのかもしれない

まだ終わらせたくない2人の

わずかな抵抗なのかもしれない

本当の恋をしていた