Miller Miller
恋をしていた
稲妻が落ちるほど好きになった
時間を共にするほど膨らみ
春夏秋冬同じ方向を向きながら歩いた
そして愛に変わっていった
激しくはないものの
まるで穏やかな海のように深く、広い気持ち
初めて終わりが見えないと感じていた
心の底から愛し愛されていた
恋をしていた
君を見つめるたび心が躍り
手を取り、温もりを感じたいし
伝えたくなった
行き交う人混みの中
時間が止まったように
2人にスポットライトが当たる
最後が来てお互いに送り出す
君が見えなくなるまで目で追いかけようとしたが
君は前を向いていたね
僕も前を向こうと歩き出す
君は振り返り僕の背中を目で追っていた
もどかしく心がざわついた
でもこれは、最後の別れじゃないって
神様が教えてくれたのかもしれない
まだ終わらせたくない2人の
わずかな抵抗なのかもしれない
本当の恋をしていた