t-screenの日記

こんにちは!気ままなブロガーt-screenです!恋人に向けた詩や自身の頭の中で考えた物語などを発信しています!少しでも目に留まった方、空想の世界へ一緒に歩いてみませんか?

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僕は、自分を演じ続けることに抵抗はなかった

でも疲れていた

 


誰にでも良い顔をしたり誰にでも平等に接する

 


そんな事はよくないと知りつつ

 


僕は自分を演じ続けた

 


しかし肉体と精神が人生をしばらく歩くと

演じ続ける自分を嫌悪し否定し始めた

 


僕が君に惹かれた理由のひとつは

君が他の誰でもない演じない自分を愛してくれたこと

心の底から愛し、求めてくれていること

 


君といれば、自然と演じ続けていた自分と遠ざかることができる

 


君の僕に対する特別は

2人だけの世界を作る

 


感情や理屈に脅されても

揺らぐことはない

 


僕の君に対する特別は

絶対に誰にも届かない場所にあり

絶対に開けられない扉の向こう側にある

 


愛情やロマンスに導かれて

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想像を働かせ、感じること

触れること、見つめること、澄ますこと

そして、自身を受け入れること

 


当たり前と思いがちな行動が

新しい地だと新鮮みを帯びたツルを

木を巻き付け、根を広げたように感じる

 


思い立ったら即行動の2人に

訪れる休日

ピンを刺し目指した北陸

 


君の美しい笑顔や素敵な仕草は

ここでも大活躍

 


毎日のように交わしている会話も

どこに行っても止まらない

 


まるで幸せの故障列車だ

時間と愛に包まれた座席には

 


夢と未来を映すガラスの窓

そこには君と僕の

 


変わらない姿が目に吸い込まれる

愛して口調も鈍るくらいだ

 


旅の終わりには疲労が待ってると

君はよく昔話をしたね

 


警戒心と挑戦心を抱きながら

昼過ぎのハイウェイを走らせる

 


僕と過ごした旅路には快適感、安心感

疲れることはないと言う君

 


その柔らかく暖かい表情を見ると

本当にそう思っているのだと理解できる

 


些細なことでも笑い合える君との瞬間

君を好きだと思う瞬間

どちらも瞬間で終わりたくないと思える時間

 


全てのことに感謝しながら

明日やってくる幸せに二礼二拍手一礼

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死 生 愛

 


自分の周りに人生の美しいかけらが幾つも浮かんでいるのを掴もうとすること

 


でもそれは死が近づくと動きが速く

時間がかかり

なかなか掴みにくい

 


無限にあると思っていた若い頃の時間だ

 


死という大きな風は次第に勢いを増す

ヒラヒラと舞う幾つもの生というかけらを

必死で追いかける

 


死を怯えるのは

経験したことがないから

 


当たり前に生を受けていると勘違いし

生きることに慣れてしまっている

 


誕生という日程に感謝だ

生きることを見直せるから

 


今この瞬間、場所、身の回りの人に感謝し

この先にある白紙のページを埋めてく

 


そのページの中に君はたしかにいる

必死で掴もうとしている僕の生のかけら

 


君なしでは人生のかけらは動きが速く

なかなか掴めないんだ

 


でも君との時間だけは

ゆっくり、優しく

 


まるで鏡でも見ているかのように同じで

生や死の時間すらも忘れさせてくれる

 


この26ページという薄い人生のノート

残りの人生のページ

君と埋めていきながら

 


人生のかけらを拾い集める

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人の思考は何万、何億通りもの違いがある

人は1日、86400秒の中で生き

 


数秒先の見えない未来で過去の選択を実行する

同じ思考とはほぼ皆無なのではないか

 


同じ考え、価値観、その時感じているもの

すべて違うかもしれない

 


しかし口に出せば同じ気持ちを言い合い

表情、しぐさ、次の行動すら

似たようなことをする

 


同じ思考とはほぼ奇跡なのではないか

そんな奇跡を1番近い君と共有出来ること

 


人生って、生きるって

こんな素晴らしいのだと

何度も実感させられる

 


お互い違うことをしていても

君と僕は求めている瞬間が同じだった

別府の夜

 


なにも考えず近づくと君も僕を待ち

求めていた

 


ただ側に居るだけで良い

君の言葉はいつも正しい

 


デッキスペースから見た夜空は

星々で輝いていた

 


流星群はいつも空にあって飛び交っているが

人々は気付かず

たまにしか見る事が出来ない

 

しかし
それが見えた時

人は本当の美しさを知る事が出来る

 


僕にとって君は

毎日綺麗に降り注ぐ流星群

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目を擦りながら見たsunrise

朝が苦手な2人でも美しい太陽には完敗

 


君の笑顔と太陽があれば

寒い冬の海でも

心地よさまで感じる

 


君と乾杯したアツアツのコーヒー

1日の始まりを

最高の君とコーヒーで

 


自然の中で起こる自然現象

高まった食欲には

おにぎりと豚汁がベストだ

 


身も心も暖かくなったところで

軽快に車を走らせる

 


すべて事に感謝しながら

ゆっくりと流すLove Someone

 


今、この瞬間があるのは隣にいる君のおかげ

そう思いながら

寝ている君に贈るily

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振り返ると君がいる

街の道路、リビング、出先の店内

 


振り返りたくなる君がいる

海岸沿い、山道、ススキ並木

 


振り返るといつも笑ってくれる君がいる

君が居ない後ろはなぜが虚しく

 


まるで人という字の片方が無くなったような

軽さ、そして違和感を感じる

 


振り返ろうとしたら横にいる君がいる

君と足並み揃えて歩く海は

 


なぜか爽やかで、夕日よりも輝いて見える

まるで人という字の片方が

 


まるでパズルのピースが上手くハマった時のような

満足感、安心感、幸せを感じる

 


振り返らずとも前に君がいる

君の足跡を眺めながら

 


綺麗な手に吸い込まれるようにHold hands

 


ずっとこうしていたいと思えるような

暖かい気持ちにさせてくれる

 


死角から視野に君が入る

優しい君の声と共に

 


まるで一つの点が並び線になるまで

この長くとも短くとも捉えられる

 


人生の道を

この先もずっと君と見ていたい

Young philosopher

なぜ神は

人の生き死に優劣をつけたのだろう

 


全て同じ歳、時間、出来事で始まり

終わっても

それが文化や決まり事としての歴史を歩けば

違和感はなかったはず

 


優劣をつけるから人は先立たれる命に涙し

来るはずがないと思い込んだ突然死を受け入れられずにいる

 


決まっていれば

その日までに人々は

人生の中で自分の悔いが残らないような生き方をするだろう

 


優劣をつけるからこそ

不透明だからこそ

戦争や貧富の差

他者よりも富や地位を欲しがる

 


決まっていれば

富や地位の限界点を知り

分け与え、共有することも可能だろう

 


醜さとは美しさを表裏一体だと僕は思う

 


なぜ神は

人の生き死に優劣をつけたのだろう

 


全て同じ歳、時間、出来事で始まり

終わっても

つまらないと感じたのだろうか

 


生殖活動を繰り返すことで

不透明な性や死を学ばせたり、選択させる必要があるのか

 


たしかに人生の終着点を知ってしまうと

自身の最後について考え

ある者は自身の大切な物、人と共に生き

またある者は軌跡を形に残そうとし

またある者は逃げ場のない約束された死の恐怖に支配され、混乱する者もいるだろう

 


そう言った意味では

人は常に何事にも不透明な可能性を信じ

明日どうなるかもわからない自身の人生に期待して常に学び、情報を収集し、行動する

そして夜になると睡眠というツールで

脳内リセット又は整理する

 


なんと優秀で愚かで神が与えし優劣のある人生に素直に生きているのだろう

そしてなんと素晴らしい種族なのだろうと

 

このような疑問や自身の固定概念や価値観のパラドックスに思考が回る

 


また僕も醜さと美しさの狭間で生き

神が与えし人生ゲームにまた一歩踏み出す