僕は、自分を演じ続けることに抵抗はなかった
でも疲れていた
誰にでも良い顔をしたり誰にでも平等に接する
そんな事はよくないと知りつつ
僕は自分を演じ続けた
しかし肉体と精神が人生をしばらく歩くと
演じ続ける自分を嫌悪し否定し始めた
僕が君に惹かれた理由のひとつは
君が他の誰でもない演じない自分を愛してくれたこと
心の底から愛し、求めてくれていること
君といれば、自然と演じ続けていた自分と遠ざかることができる
君の僕に対する特別は
2人だけの世界を作る
感情や理屈に脅されても
揺らぐことはない
僕の君に対する特別は
絶対に誰にも届かない場所にあり
絶対に開けられない扉の向こう側にある
愛情やロマンスに導かれて